悩みを解決!網膜硝子体 手術道場 [MB Oculista no.147]
悩みを解決!網膜硝子体 手術道場 [MB Oculista no.147]

販売価格: 3,300円(税込)
在庫あり
商品詳細
難易度の高い手術である「硝子体手術」全般の基本的手技と応用を取り上げました。
本書が最適な硝子体手術スタイル確立の一助に!
普段は教科書に載っていないような実践的な内容(網膜剝離術後の体位、バックル併用の硝子体手術、強膜内固定との同時手術)などについてもまとめており、写真や表、シェーマを豊富に掲載し、視覚的にわかりやすく解説しています。
本書が最適な硝子体手術スタイル確立の一助に!
普段は教科書に載っていないような実践的な内容(網膜剝離術後の体位、バックル併用の硝子体手術、強膜内固定との同時手術)などについてもまとめており、写真や表、シェーマを豊富に掲載し、視覚的にわかりやすく解説しています。
麻酔,創口作成・閉創 | 中野 優治 |
麻酔,創口作成・閉創は,硝子体手術の成否を左右する基本手技であり,それぞれを正確に施行することが安全な手術に直結する. | |
硝子体切除(コアビトレクトミー,PVD) | 出田 隆一 |
コアビトレクトミーはすべての硝子体手術の基本となる手技であり,その目標は安全,確実,効果的に硝子体を切除することである.その手技が確実に行えてこそ本来の手術目的が達成される. | |
周辺硝子体切除 | 中原 正彰 |
難易度の高い網膜剝離症例での周辺硝子体切除では,硝子体癒着辺縁とその周辺の癒着面で異なる切除法を使い分けるのが効果的である. | |
ERM,MHでの膜剝離 | 平田 憲 |
ERM剝離は染色剤を用いて慎重に行い,広範囲の剝離はピックを用いる.MHは,ILM剝離,ガスタンポナーデを基本術式とし,難症例ではILM flap法で対応する. | |
網膜剝離でのガス置換,術後体位 | 岡本 芳史 |
空気置換を含むタンポナーデの基本手技と視認性向上の工夫を解説し,術後の体位管理については最新の知見と,自験例ではうつぶせ体位をしない患者属性について述べる. | |
PDR,PVRでの増殖膜剝離 | 岩瀬 剛 |
硝子体手術の進歩により安全性が向上したが,PDR・PVRの増殖膜剝離は依然難易度が高く,病態理解と適切な手技習得が手術成功の鍵となる. | |
タンポナーデ(SO,PFC)の使い方 | 岡本 史樹 |
シリコーンオイルとパーフルオロカーボンの特徴,適応,手技,合併症を理解し,適切に使用することが網膜復位,ひいては術後の視機能回復に直結する. | |
3D surgeryの活用法 | 今井 尚徳 |
近年急速に普及している3D surgeryにはいくつかの利点がある.それぞれの利点を理解し,術者がうまく利用することで手術成績の向上と患者への良好な視機能提供が可能となる. | |
強度近視眼の網膜硝子体手術 | 馬場 隆之 |
強度近視眼における黄斑分離,黄斑円孔,黄斑円孔網膜剝離は特徴的な病変であり,通常の硝子体手術とは異なる治療戦略が必要となる.強度近視眼の網膜硝子体手術のコツを解説する. | |
硝子体白内障同時手術と眼内レンズ強膜内固定 | 山根 真 |
硝子体手術・白内障手術同時手術では,眼内レンズの挿入時期がポイントとなる.眼内レンズ強膜内固定術では先行して硝子体切除を行うことで合併症のリスクを軽減できる. |
商品仕様
著者 | 岡本史樹/編 |
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出版社 | 全日本病院出版会 |
発刊年 | 2025年6月 |